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農業・漁業・商工業の相互発展をめざすネットワークづくり

厳しい経済情勢の中で、産業の振興によって八丈島を活性化させることこそ、住民が求める最大の課題です。農業・漁業・商工業の各産業間で、情報交換を密にし、相互の連携を強めることによって、八丈島の特色を生かした産品を開発し、生産量をふやし、激変する消費動向に即応した生産・流通のシステムを作っていくことが必要です。そのための各産業間を結ぶネットワークづくりを急がなくてはなりません。

 

地元産品の島内島外での販路拡大

島内の消費者は、地元で生産された新鮮で質の高い商品を、地元ならではの安い値段で購入することを求めています。島内流通システムの整備、地元の産品であることを明示できる販売法の開発などの創意工夫を重ねることによって、地元産品の売り上げ拡大をめざすことが必要です。また、地元産品のブランド化をはかりながら、物産展を開催するなどの島外への販路を広げる努力も続けていくべきです。

 

伝統文化・地場産業と観光のリンク

観光は八丈町の基幹産業としてすべての住民に大きく関わっています。観光産業の発展なくして島の活性化はありえません。八丈太鼓、黄八丈など、島の伝統文化に観光客が親しめる機会をふやし、また、島の海、山でとれる魚介類、農産品、そして島の素材を使った工芸品を、もっともっと提供できるようにしなくてはなりません。さらに、それら地場産業の生産現場そのものが観光資源としての価値が大きいことに着目して、漁業、農業や工芸などを体験してもらう観光などの商品開発にも取り組む必要があります

 

自然を生かし、自然と親しむ観光

さらに、これからの八丈島の観光資源として大きな可能性をもっているのは自然そのものです。釣り、ダイビング、サーフィンなどに加え、最近は山歩きを楽しむ観光客もふえています。すばらしい景観、豊かな生態系を楽しめる手軽なスポーツのフィールド、八丈島の海や山は、まるごと観光資源として提供できる素材です。自然の保護、観光客の安全などに配慮した施設整備などの施策を急がなくてはなりません

 

2002年8月17日 (小宮山たけし記)

 

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