一般質問通告書（２００５年１２月１２日）

（１）航空運賃の値下げを維持するとともに、路線改定で生じた弊害を克服するための町の今後の施策は何か。

１．週末や連休に偏る観光客集めだけでは、旅客増には限界がある。産業振興によってビジネス客が増えなければ航空路は守れない。ＩＴ環境が整った八丈島で、事業が可能となったＳＯＨＯを誘致する考えはないか。

２．大島経由便の新設で失った利便性は小さくない。これを可能な限り回復するために議会も全力をあげているが、町は今後どのような施策を進めるのか。

（２）高齢者福祉には医療の充実も欠かせない。高齢者が安心して暮らせる医療態勢を実現せよ。

１．在宅で医療を必要とする高齢者に対して、町立病院の医師、看護師による回診、看護の現状はどうか。

２．八丈島では医療を伴う介護が必要となっている高齢者の行き場がない。町は老人健康施設等の医療のできる介護施設を設置する考えはないか。

３．看護師不足を理由として先延ばしになっている町立病院の療養病床はいつ実現できるか。

　

※ 介護保険法（目的）
第一条　この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。