たけしの議会レポート（５）

行政視察と臨時議会

　

島内に建設すべき管理型最終処分場はオープン型にするのかクローズド型でいくのか？
１月２２日から２５日にかけて新人議員を中心にした行政視察が実施され、私も参加してきました。視察の概要について視察報告のページに掲載してあります。また、視察を終えてこの処分場建設問題をどう進めていくべきかについての私の見解を「ごみの減量へ住民の主体性を」のページに述べておきますのでご一読下さい。

また、１月２８日（火）午前９時からが開かれた臨時議会の内容についても次のとおり報告します。

◆臨時議会の報告

逝去された淨文議員への追悼
この日は、去る１月７日に逝去された山下淨文議員に黙祷をささげた後、全議員を代表して小澤一美議員から追悼の辞が述べられました。昨年１０月の選挙戦を元気に戦いぬき、その上議長選にも名乗りを上げ町政に意欲的に取り組んできた淨文議員の、あまりにもあっけない急逝を、未だに信じられない思いがあります。小澤議員は 故人の功績を讃えながら、その死を惜しみ悼む心情を格調高く展開されました。

また、淨文議員の逝去によって奇しくも繰り上げ当選となった菊池睦男氏が、議席を回復した抱負を述べて、この日の審議は始まりました。

（この日の出席は菊池陽之助氏を除く１５人）

　

各委員会の新たな構成
最初の審議事項は淨文議員の逝去で生じた各種委員会の空席を埋めるなどの人事案件でしたが、それぞれ次のように決まりました。

監査委員                                                田村　六郎
経済企業委員会委員                                菊池　睦男
空港・港湾・都市計画道路・都道促進特別委員会委員
                                                            菊池　睦男
消防委員                                                山口　英治
牧野運営審議会委員（沖山宗春議員が退任し、その後任人事）
                                                             菊池　睦男

この人事による各委員会の構成は議会の構成のページを見て下さい。

補正予算、自治確立への意見書
さらに、次の審議案件として、老人ホームへの補助金の拠出の仕組みが変更した事にともなって必要になった補正予算が上程され承認されました。

次に、議会運営委員会の沖山道委員長から提案された「町村の自治に関する意見書」について、賛成多数で採択しました。これは、いま国が進めようとしている町村合併策のなかで、人口１万人以下の町村を一律に合併させるとの意見が出ており、各自治体の自己決定権を奪うこの施策に反対するという趣旨です。私もこの意見書採択に賛成の立場を取りました。

行政視察の報告
臨時議会は午前１１時過ぎに終了し、その後その場を全員協議会に切り替えた上で、私から下記のような視察報告を行いました。また同行した議員からもそれぞれ感想や報告が述べられ、正午前に協議会も終了しました。

２つの委員会を開催
この日はまた、午後１時からから経済企業委員会協議会が、また、それを終了した３時からは空港・港湾・都市計画道路・都道促進特別委員会 が、それぞれ開催され、私も両委員会に構成委員として出席しました。それぞれの議題は次のとおり。

経済企業委員会協議会
        水道量金の改訂について
     （赤字解消のためとして１３％値上げの案。３月議会で正式審議の見込み。）
空港・港湾・都市計画道路・都道促進特別委員会
        空港拡張の進捗状況について
        航空運賃について

２００３年１月３１日　（小宮山たけし記）