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派手な見出しで読む気を引きだす
平成15年度第1回町村議会広報研修会 参加報告
日時 平成15年8月5日・6日
場所 全国町村議員会館(東京都千代田区)
第4分科会講師 広報評論家・保坂政和氏(元産経新聞編集委員)
参加者 議会だより編集委員 沖山 道、小宮山建
議会事務局 沖山芳樹
研修内容 議会広報編集法
1日目 1:00〜14:00 「タテ組みレイアウトは大胆に」
読者の読む気を引きだすレイアウト(割付)
14:40〜16:00 議会広報クリニック
各自治体による議会広報の評価・改善のポイント
2日目 9:00〜12:00
議会広報クリニックの続き
全国の町村議会で議会広報を担当する方々が集まり、編集技術向上を目指してこの研修会は行われた。今回、会場は二つに分かれ、私たちが参加したのは全国町村議員会館2階大会議室での第4分科会。200人を超える受講者を前に、講師の保坂氏がユーモアを交えながら編集のノウハウを伝授した。
広報編集のノウハウとしては、掲載するテーマの選択や文章内容の構成法なども重要な課題であるが、今回はレイアウト技術習得に限っての研修であった。
保坂氏は、読者にアピールし、読む気を引きだすレイアウトの重要性を強調し、そのためにむしろ派手すぎるくらいの見出しや割付について、具体例を示しながら推奨した。また見出しは文の内容を凝縮した物にすべきことも繰り返し主張した。
資料として配付されたいくつかの自治体の議会広報は、ほとんどがカラー印刷でとても読みやすく、八丈町の議会だよりとは格段の差を感じさせる立派なものばかりだった。しかしそれらに対しても保坂氏の評価はかなり手厳しく、次々に問題点と改善法が提示された。
「開かれた議会、親しまれる議会」を目指す八丈町議会において、議会だよりの果たすべき役割はきわめて大きいはずである。その内容と見栄えを良くしていくために、編集技術を高めることの重要性を痛感した2日間であった。
2003年8月10日
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