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不思議な継ぎ柱

2002年11月14日初稿、11月24日更新

 この写真は、千葉県のあるお寺の境内にある鐘楼の柱です。長年の風雨にさらされて根本が腐食したために最近補修したものらしく、新しい柱を使って古い柱とつないであります。このお寺は小宮山万里子の実家の菩提寺で、そこで先日万里子の父の7回忌があったのですが、その時、話が大好きな住職さんが補修工事の事を何となく誇らしげ披露してくれました。
 この柱は写真の反対側から見ても全く同じ外形になっているんです。住職さんが自慢するだけあって、何とも不思議な構造です。さてさて、どうやって組み込んだのでしょう。これには7回忌に参加した家族一同で、相当に頭を悩ましてしまいました。

 さあ、皆さんおわかりになりますか?
 わかったら、是非下記のアドレスにご連絡下さい。
(私たちの親族で悩んだ末に、多分このような構造ではないか、いや、きっとそうに違いないと、一応の解答を出しました。その解答をご覧になりたい方は、上の写真にポインターを会わせてクリックして下さい。) それにしても、日本の伝統工法にはすばらしい技術がいっぱいあるんですねー!

takeshi-kai@kmym.com



身体拘束ゼロ作戦

2002年9月25日       

  八丈老人ホームでは、これまで、「やむを得ない措置」として慣習になってきた身体拘束をなくすために、全職員が一丸になって取り組んでいます。今日(25日)、この老人ホームを経営する社会福祉法人養和会の評議員会があり、その一員である私は会議の席で、ホームの取り組みを映像化したビデオを見る機会に恵まれました。
 身体拘束はすでに法律上禁止されてはいますが、実際には高齢者介護の現場で必ずしもそれが徹底できているわけではないようです。徘徊しないように、ベッドや車いすから転落しないように、あるいは点滴等のチューブを引き抜かせないようにするため、さまざまの器具を使って、おとしよりの体をベッドや車いすに縛り付けたり、部屋に鍵をかけて外に出られないようにする、といった拘束が行われているのです。
 しかし、こうした身体拘束は、おとしよりに肉体的な苦痛を与えるだけでなく、生きていく上で最も大切な人間としての尊厳を奪い取る行為として、国も法律でこれを禁止し、また、全国の老人福祉施設に対して改善を指導してきました。
 これを受けて、八丈老人ホームでも平成13年度から委員会を立ち上げ、施設を上げて取り組みを開始しました。多くの困難があったようですが、全職員が何度も話し合い、研究し、試行錯誤を重ねてきたそうです。その結果、拘束を激減させることが出来ただけでなく、それまで無気力そうに過ごしていたおとしよりたちが、見違えるように生き生きとしてきたということです。これは、管理の都合におとしよりの生活を合わせるのでなく、おとしよりが希望する生活に業務の方を合わせることが実現できた結果なのでしょう。
 このビデオを見て、職員の方々の努力に私は涙が出るほど(もともと涙もろいのですが)感激しました。そして、このようなすばらしい職員たちががんばっている施設で、私自身も終末を迎えられたら一番幸せかも知れない、という気持ちにさせられました。
 私は、このビデオ(約30分)をできるだけ多くの方に見ていただきたいと思っています。養和会で貸し出してくれるはずですので、是非申し込んでみて下さい。
  養和会の電話は 2−0770 です。
 



ちょんこめ作業所危機一髪

2002年9月15日      


完成した八丈島共同福祉作業所

 先日、八丈島共同福祉作業所が健康福祉センター横に完成しました。ちょんこめ、フェニックス、リハビリの会の福祉関係3団体が使用するためにつくられた新しい施設です。私が運営委員長を務めているちょんこめ作業所も、大勢の支援者のご協力によって、13日、14日の両日でに引っ越しを終えることが出来ました。関係機関や、ご協力いただいている方々に改めて感謝申し上げます。
 ところで、引っ越しを終えた14日の夜に大雨が降ったのですが、その翌朝、大量の荷物をほぼ運び出したあとの旧作業所の室内が、びしょ濡れになってしまっているのが発見されました。この間、空港拡張工事のため、旧作業所は激しい振動が続いていたのですが、おそらく、そのために屋根のコンクリートに亀裂が入ったのだと思われます。
 それにしても、引っ越しを終えた直後にこんな事が起こるとは何という偶然でしょう。本当に危ないところでした。とはいっても、旧作業所は将来、障害を持つ方々が共同で生活するためのグループホ−ムとして使う予定なので、早急に補修しなくてはなりませんが…。



小学生で英検準2級

2002年8月 27日      

 公文式八丈三根教室に通う小学6年生の今井田桃さん(大賀郷小学校)が、この6、7月に実施された英語検定に挑戦し、準2級に見事合格しました。
 八丈島で、英検にはこれまで公文の生徒達は積極的に参加し、高校生の2級合格など、大きな成果を出しています。小学生では過去に2名が3級に合格した他、4級、5級の合格者が何人も出ています。しかし、小学生の準2級合格は八丈島でも初めての快挙です。
 桃さんは4歳の時から公文式英語の学習を始め、昨年10月にK教材(高校相当)を終了後、SRS(スピードリーディングシステム)に切り替えてさらに英語力に磨きをかけています。また数学はJ教材(高校相当)、国語はH教材(中2相当)を学習しています。特に公文の国語教材で文章読解力を高めてきたことは、今回の英検準2級合格にも大きく影響しているはずです。



モー娘。踊ろうユニット デビュー


花火大会の幕開けをかわいく華やかに      2002年8月11日
 

 
   ←この画像にポインターを合わせると 
   
     ダンスの画像が表れます。 

      動画が見たい方はダブルクリックして下さい。

       (ブロードバンドでないとダウンロードに数分かかります)


 八丈島のモーニング娘、こと「あびの実、モー娘。踊ろうユニット」が8月11日の納涼花火大会のステージプログラムに初登場、海水浴客でにぎわう底土海岸にかわいいデビューを飾りました。大賀郷小学校の4、5、6年の女子で構成されたこのダンスチーム、実は5月5日に開かれた「あびの実こどもまつり」(このページで紹介しています)のために作られました。しかし、こどもまつりで踊りの楽しさを覚えた子供たちは、「これからも続けたい」と熱望。親団体のあびの実のバックアップをえて週1回のトレーニングが続けられることになったのです。
 こどもの日に比べてうまさがグンと向上しました。こどもたちは本当にがんばったんだと思います。それに加えて私が特に感心しているのは、このチームを指導している二人の青年です。赤松保之君(24)、高橋亘君(23)の二人はもとあびの実傘下の子供たちで構成された劇団「ひょうたんじま」の団員。パフォーマンスが大好きで、社会人になっても舞台に立つ夢を忘れられないという演劇青年です。そうはいっても、ダンス指導にこれほどの才能があるとは驚きです。子供たちもよくなつき、練習が楽しくてたまらない様子で、メンバーもだんだん増えてきました。
 毎週1回の練習を無償で根気よく続けているこの青年達に、私は心から敬服しながら、声援を送りたいと思っています。

 

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